丸紅ユティリティ・サービス株式会社

原子力第一部 部長補佐

杉藤 健夫

杉藤 健夫

入社後10年間にわたり、原子力第一部にて原子力関連技術製品の導入業務を担当。国内の各電力会社やOEMメーカーなどの顧客に、設備や機器類の納品、あるいは解析評価などを行っている。2007年入社。

仕事紹介

きめ細かく迅速な対応で、メーカーと顧客をつなぐ

杉藤 健夫

原子力発電所や原子力関連施設で使用される技術製品を、海外メーカーより調達して納入するのが、当社の主要な業務内容です。特に近年では福島第一原子力発電所の事故を受け、その後の新規制基準対応を踏まえた安全対策工事と、発電所再稼働後の機能維持・寿命延長技術の販売に力を入れています。
私が仕事上で常に心掛けていることは、メーカーと顧客の間の「良き橋渡し役」になるということです。扱う製品はドイツを初めとする欧米製が多く、国内の顧客へ販売する過程において、文化や言葉の違いからご迷惑をおかけすることがないよう、細心の注意が求められます。また取り扱う製品の性質上、顧客からのオーダーに急いで対応しなければならない場面も多々あります。当社で滞ることがないように、メーカーや顧客との報告・連絡・相談は即座に行い、海外との時差も有効に活用しながら対応できるよう努めています。

私の成長

少数精鋭の環境が、成長の礎に

入社後すぐに、米国との大型プロジェクト案件の担当となり、以後約4年間にわたって携わることになりました。その間は毎日が新しい経験の連続で無我夢中でしたが、その中で顧客や米国メーカーとの間に、良き信頼関係を築くことができました。この時期の経験が今日、骨肉となって仕事に生きています。
当社では比較的少人数で、多くの案件に対応しています。ひとたび案件を任されれば、営業交渉から成約、設計、製作、工事完了に至るまで、一気通貫で対応しなければなりません。領域が広く大変ではありますが、それだけに使命感や成し遂げた後の達成感も大きなものが得られます。それが自分自身にとって成長の糧となり、「次の案件では、こうしよう」といった向上心にも繋がっているように思います。
また一人ひとりの社員のマインドが社内ではなく社外(=顧客)を向いているのも、当社の大きな魅力の一つです。常に顧客の事を中心において業務にあたるという社風も、個人の成長を促してくれるように感じています。

将来に向けて

原子力の専門商社として、変革の時代に立ち向かう

2011年3月11日――東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故は、私にとっても大きな転機となりました。予定されていた案件が全てリセットされ、一方で緊急の事故処理や安全対策工事が持ち上がり、文字通り全てが変わりました。
当社の置かれた事業環境も一変しました。国内各電力会社の調達に対する考え方は、以前は国内のOEMメーカー中心でした。しかし震災以降、海外メーカーも視野に入れて良い製品を安く購入するという方針に転換され、以来競争が増えています。これは当社にとって大きなチャンスであり、この機を逃がすことなく飛躍したいところです。
原子力発電を取り巻く環境は依然厳しく、業界再編の動きもあります。先々の予測が困難な時代ではありますが、原子力技術製品に特化した商社として当社のプレゼンスを強固に確立したい。そのためにも自分自身のスキルを磨き、一つひとつの業務と日々丁寧に向き合いながら、やがては大きな目標を達成したいと考えています。