


丸紅パワーシステムズは、丸紅の海外電力プロジェクト第一部と一体となり、世界各地で電力案件の履行を行っています。特に発電プラントの設計から機器の調達、建設までを一括して行うEPC事業という分野で高い実績を残しています。
この中で、私の業務はアフリカ市場の担当です。今、一番動いている案件としてはナイジェリアの発電所建設で、現在完工を目指して、まさに佳境を迎えています。
私は2005年から4年間、ナイジェリアに駐在して、プロジェクトの入札準備段階から関わってきました。現在は、日本から全体を見渡し、資材・機材の手配や、作業工程の調整、エンジニアとのコーディネーションなど、現地の駐在員と連携して作業を進めています。
この発電所ができれば、約1500MWの電力が供給されます。電力需要が増大しているナイジェリアでは、まだまだ十分な発電量ではありませんが、アフリカの大地に私たちが電気を灯していく―――――――、多くの人々に感謝され、やりがいを感じる仕事です。

学生時代からアフリカ地域に関心を持っていましたが、丸紅パワーシステムズに入社し、アフリカ担当になったことで、いっそうこの地域のことが好きになりました。
私のアフリカでの初仕事は、ウガンダの案件でした。送電資機材の調達と変電所の建設を行い、それまで電気の恩恵に浴する事の出来なかった地方部にも電気が通るようになりました。
ウガンダという国は今でも治安や衛生面が良いとは言えませんが、建設後にエボラ出血熱という恐ろしい感染症がこの国を襲った事件がありました。北部から流行が広まり、あわやこの国全土に広がるという恐れすらあったとき、ある場所でその感染がストップしました。そこは、我々が調達した送電資機材を使って延伸された送電線の終点だったのです。
後日、聞いた話では、人々は電気があったことで、テレビを通じて予防の知識を受け取れたため、感染拡大を防ぐことができたそうです。「電気は人々の生活を豊かにするだけでなく、人の命を救うことができる」と、電気を届けることの素晴らしさ、意義を再確認した出来事でした。

仕事をする上で、心がけていることが2つあります。
まず1つ目は「時間を上手に使う」ということです。例えば、ナイジェリアと日本は時差が約8時間あり、昼夜がほぼ逆転しますので、この時差をうまく使います。トラブルや問い合わせが届いたら、夕方までに解決しフィードバックすれば、ちょうど現地で作業を開始する時間に間に合う、という仕組みです。とはいえ、ナイジェリアの案件は巨大プロジェクトのため、届くメールは1日に100通以上。優先順位をつけ、手際良くやることを注意しています。
2つ目は「発電に関する幅広い知識を身につける」こと。アルジェリアでは、オアシス都市に電気を供給するために、大きな発電所ではなく、発電量の少ないディーゼル発電機をオアシス都市ごとに設置します。トータルで考えると、オアシス間に電線を敷設するよりも効率的になるためです。発電の方法や規模が違えば、必要な資材・機材も変わります。プロジェクトを円滑に進めるためにも、業務や社内研修を通じてこうした知識を身につけています。
私が担当しているアフリカ大陸では、電気の無い暮らしをしている人々が多くいます。そして、日本からの援助が無ければ、発電所を建設できない貧しい国も数多くあります。
私の目標は、これらの国々に電気を届けるプロジェクトを自分の力で見つけ、参画していくことです。
アフリカの他にも、電気を必要としている国々はまだまだあります。それら国に電気を届ける仕事をしたい――――、情熱とガッツを持った人はぜひ丸紅パワーシステムズの説明会にお越しください。